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CS検定とは?試験内容や受験方法・取得メリットを解説!

資格・学び
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CS検定はWord・Excelのスキルを証明する公的資格です。パソコンを使う職種への再就職や転職に活かすことができます。CS検定は特定の認定施設や一般募集試験から受験できます。本記事ではCS検定の概要や取得メリットなどを解説します。

この記事は次のような人におすすめ

★CS検定の取得メリットが知りたい
★CS検定の試験内容について詳しく知りたい
★CS検定の受験方法について知りたい
★CS検定とMOS試験どちらを受験するか迷っている

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CS検定(コンピューターサービス技能評価試験)の概要

コンピューターサービス技能評価試験(CS検定)とは「職業能力開発促進法」に基づき、JAVADA中央職業能力開発協会が主催する公的資格で、合格すると【技士】の称号が得られます。

CS検定は、事務職などのWord・Excelの実務に即した公的資格で企業からも高く評価されています。

企業からの信用を保証し、その分野におけるスペシャリストであることが公的に証明されます。
社会の高度化、複雑化にともない、企業でもその職務が専門化・多様化しその進行の度合いが深まってきている今、あなたの存在を一段とアピールするためにご自身が磨いた知識やスキルを十分に発揮し、確かなステップアップを図ってはいかがですか?

引用元:福岡県職業能力開発協会

CS検定の受験方法と試験会場

CS検定の受験の申し込み方法は、都道府県職業能力開発協会が指定した認定施設で、求職者支援訓練を受講中に受験する方法と『一般募集試験』から受験する方法があります。

CS検定の試験会場

『受験場所』は、大学認定施設企業で、実施しており誰でも受験できます。

一般募集試験の申請方法

受験資格:誰でも受験可能

受験申請方法:各都道府県の【職業能力開発協会】へ、受験料を支払後に「振込金領収書」を添えて申請書を郵送で送ります。
※申請書は【職業能力開発協会】のホームページからダウンロードできます。

CS検定の受験料

CS検定の受験料と事務手数料420円(税込)が別途必要になります。

CS検定の等級ワープロ部門表計算部門
1級7,970円(税込)7,970円(税込)
2級6,710円(税込)6,710円(税込)
3級5,350円(税込)5,350円(税込)
MITSUHIKO
MITSUHIKO

都道府県職業能力開発協会はこちら!

CS検定の一般募集試験の詳細は、下記リンクから各都道府県の職業能力開発協会で詳細を確認できます。

👉 CS検定の【一般募集試験】都道府県職業能力開発協会はこちら!

CS検定の試験内容

CS検定の等級は3段階で1級~3級まであります。

MOS試験との大きな違いは、MOS試験が、Officeの基本的な操作方法全般を問う試験に対して、CS検定試験は課題1~課題3の完成を目指す実践に近い試験内容になっています。

※CS検定は1級のみ筆記試験がありますが、2級と3級は実技試験のみになります。

1.ワープロ部門    :Microsoft Word
2.表計算部門     :Microsoft Excel
3.情報セキュリティ部門:パソコン操作と周辺庶務に関するセキュリティ対策

【ワープロ部門】

【Microsoft Office Wordの実技試験】

2017年6月に、CS検定3級(ワープロ部門)に合格しました。

コンピューターサービス技能評価試験の『ワープロ部門』の試験内容を紹介します。

ワープロ部門3級のポイント!

課題1の文字入力は、10分間に変換込で、200文字以上のタイピングができること。

ワープロ部門1級:10分間の文字入力が変換込で、1000文字以上

ワープロ部門2級:10分間の文字入力が変換込で、600文字以上

ワープロ部門3級:10分間の文字入力が変換込で、200文字以上

(CS検定1級には筆記試験20分が含まれます)

等級/試験時間課題試験内容
1級
(実技60)
課題1
(文書の作成)
約1100文字の文字入力
レイアウト図に基づいた表作成・
オブジェクト作成・編集
課題2
(文書の編集・校正)
データをもとに、オブジェクトの作成・編集・校正
を行い複数の文書を完成する
課題3
(複数文書の
編集・管理)
課題1と課題2で作成した文書を表紙・目次・
ハイパーリンクの設定を含め1つの文書ファイルに
編集する
(筆記20分)4択一による漢字・ビジネス文書・ハード・ソフトウェア
・ネットワークと情報活用の知識について問う
2級
(実技60分)
課題1
(文書入力)
約500文字の文字入力
課題2
(文書の作)
ビジネス文章と表作成を指示に従って作成する
課題3
(文書の編集・校正)
オブジェクトの作成と段組みを含むビジネス文書の作成
3級
(実技50分)
課題1
(文書入力)
約350文字の文字入力
課題2
(文書の作成)
ビジネス文書と表の作成を指示に従って作成する
課題3
(文書の編集校正)
ビジネス文書の編集と校正

CS検定(ワープロ部門)試験内容

参考元:JAVADA中央能力開発協会

表計算部門

【Microsoft Office Exceの実技試験】

2017年9月に、CS検定3級(表計算部門)に合格しました。

コンピューターサービス技能評価試験の『表計算』の試験内容を紹介します。

表計算部門3級のポイント!

表の作成では、IF関数やSUM関数を使用した表の作成ができること。

(CS検定1級には筆記試験20分が含まれます)

等級/試験時間課題試験の概要
1級
(実技90分)
課題1
(検索フォームの
完成)
「テーマの想定要件・データ」をもとに、ワークシート設定・
画像貼り付け・フォーム設定・入力規則設定・
条件付き書式設定・マクロ設定を行い、検索フォームを完成する
課題2
(データの集計・
管理)
「テーマの想定要件・データ」をもとに、 設定・変換・集計を行い、
2種類のグラフを作成し、2種類の形式でデータを保存する
(筆記20分)4択一により、表計算ソフトの機能・ハード・ソフトウェア・
ネットワークと情報活用の知識について問う
2級
(実技60分)
課題1
(装飾・編集)
データをもとに数式の修正・装飾・
書式の貼り付け・条件付き書式の設定
課題2
(関数による表作成)
データをもとに、名前定義・表示設定・
関数の設定
課題3
(データ処理)
データをもとに抽出と集計を行う
課題4
(グラフ作成)
データをもとに複数の範囲選択により、
1種類にグラフを作成する
3級
(実技45分)
課題1
(表の作成)
関数・四則演算を使用した表の作成とセルの設定
課題2
(装飾・編集)
表の編集と装飾
課題3
(グラフの作成)
グラフの作成と印刷設定

CS検定(表計算部門)試験内容

参考元:JAVADA中央職業能力開発協会

CS検定の合格率と試験時間について!

CS検定の受験の合格率と試験時間を紹介します。

CS検定3級とMOS試験(一般レベル)は、よく比較されることが多いですが、CS検定3級の方が合格率が高いです。

CS検定の合格率

合格発表は試験実施日から、約1ヶ月後に合否結果が通知されます。

(CS検定合格率:令和4年度)

科目1級・合格率2級・合格率3級・合格率
ワープロ部門62.3%75.6%90.1%
表計算部門44.6%82.6%90.7%

CS検定の試験時間

CS検定1級(ワープロ部門)からは、筆記試験(20分)があります。

(ワープロ部門:試験時間)

ワープロ部門試験時間
1級実技:60分・筆記試験:20分
2級実技:60分
3級実技:50分

CS検定1級(表計算部門)からは、筆記試験(20分)があります。

表計算部門試験時間
1級実技:90分・筆記試験:20分
2級実技:60分
3級実技:45分

CS検定の取得メリットと注意点

コンピューターサービス技能評価試験(CS検定)は、都道府県職業能力開発協会が指定した認定施設に限り受験することができます。

CS検定を取得する方法は、求職者支援訓練を受講中に受験申請をする方法と、職業能力開発協会が実施している一般募集試験に申し込む方法があります。

CS検定は、Word・Excelの操作能力を証明する公的資格です。

CS検定はMOS試験と、よく比較されますが、MOS試験よりも、受験費用が安いので、CS検定を受験する方も多いのではないでしょうか?

CS検定のメリットと注意点についてまとめてみました。

メリット

①Word・Excelのスキルをアピールできる。

②書類選考の通過率が高くなり、パソコンを使う職種への再就職や転職で評価されやすい

受験費用が安い!(MOS試験の半額)

注意点

①地域によって試験実施の頻度に差があります!

②職業能力開発協会の認定施設以外の、パソコン教室では、CS検定の講座を受講できません!

③ワープロ部門は、タイピングのスキルが必要になります。

CS検定の受験科目に迷ったら!

事務職への就職を前提に、CS検定を受験する場合は『ワープロ部門』と『表計算部門』のどちらを取得すればよいか迷いますよね!

実際に私が通ったパソコン教室(求職者支援訓練)では、Excel『表計算部門』を受験される方が、多かったですね!

事務職の仕事では、Excelを使用するケースが多いため、迷ったときはCS検定『表計算部門』を受験するとよいでしょう。

MOS試験とCS検定について!

パソコン資格は【MOS試験】と【CS検定】はどちらを受験した方がよいか迷いますよね。

MOS資格は、Microsoft社が認めた民間の資格で、Officeのスキルを証明できる世界共通の国際資格です。

MOS試験とCS検定とでは、受験料に約2倍の差があり、CS検定の方が受験料が安いです。

MOS資格の場合は、職業訓練に通わなくても、いつでも受験できるメリットがあります。

パソコン資格の選び方

選び方①知名度で選ぶなら【MOS試験】
選び方②受験料で選ぶなら【CS検定】

MOS試験:Officeの標準操作を問われる試験です。
受験料10,780円(税込)上級エキスパートも同額

CS検定:Officeの実践的な操作方法全般を問われる試験です。(タイピング試験あり)
受験料5,350円(税込)CS検定3級に限る

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CS検定とMOS資格の違い

CS検定とMOS資格では、試験内容に違いがあります。

MOS試験は、マルチプロジェクト方式という新しい試験方式で、複数のファイルを操作して、すべて完成させる試験になります。

CS検定3級ワープロ部門

試験内容は、ビジネス文書の作成と編集・修正が多いので、フォント・段落・書式設定は頻繁に使用します。

CS検定3級表計算部門

試験内容は、表の編集と修正が多いので、セル操作・範囲選択・セルの書式設定は、頻繁に使用します。

MOS Word2016

MOS試験の方が出題範囲が広く、参考資料の作成(脚注・文末脚注・引用文庫)やSmartArtグラフィック・PDFファイルの編集などを含むWordの基本操作が問われます。

MOS Excel2016

関数が多い印象があり、IF関数と組み合わせせた関数やワークシートやブックの作成と管理・テーブルの作成・グラフやオブジェクトの作成・セル範囲のデータ管理などを含む幅広い範囲を覚えておく必要があります。

※ショートカットキーでの操作は、MOS試験では減点になることがあります!

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