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COUNTIF関数とCOUNTIFS関数の使い方を詳しく解説!

Excel基本操作

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COUNTIF関数は1つの検索条件に当てはまるセルを数える関数です。複数条件を指定する場合は、COUNTIFS関数を使用します。比較演算子をCOUNTIF関数に使用する方法や空白を数える方法も詳しく解説します。

この記事は次の様な人におすすめ

★COUNTIF関数の使い方について知りたい
★COUNTIF関数で空白を数える方法について知りたい
★比較演算子を使用したCOUNTIF関数の使い方について知りたい
★複数の条件を指定するCOUNTIFS関数の使い方について知りたい

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COUNTIF関数の使い方と特徴

COUNTIF関数はSUMIF関数と同様に引数[検索条件]には検索したいデータ(数値や文字列)を指定することができます。

COUNTIF関数を使用すると、1つの検索条件に一致するデータの個数を求めることができます。

COUNTIF関数の書式=COUNTIF(範囲,検索条件)

COUNTIF関数の特徴

①アルファベットの大文字と小文字を区別できない「ABC」「abc」

②数値を比較演算子で使用する場合は全体をダブルクォーテーション【””】で囲みます。

③COUNTIF関数では『検索条件』にワイルドカード比較演算子を使用することもできます。

書式COUNTIF(範囲,検索条件)
引数範囲:検索対象のセルを範囲選択する
検索条件:個数を求める特定の条件を数値・セル参照・数式文字列でしていする
戻り値指定した選択範囲から検索条件と一致する個数を返す

数式を直接入力:【=COUNTIF(C3:C17,”日替わり定食”)】数式バーや直接セルに入力してもOK!

■今回は下記の表を参考に割烹やまなみ亭の『日替わり定食』が売れた日数をセル【H3】に求めます。

🥉手順①:セル【H3】を選択します。

🥉手順②:リボンから【数式】➡【その他の関数】を選択します。

🥉手順③:リストから【統計】を選択します。

🥉手順④:関数のリストから【COUNTIF】を選択します。

🥉手順⑤:『関数の引数』の【範囲】にセル【C3】~【C17】までを範囲選択します。

🥉手順⑥:『関数の引数』の【検索条件】に【日替わり定食】と入力し【OK】をクリックします。

■『日替わり定食』は3日間、提供されていますのでセル【H3】に【3】と表示されていれば正解です。

COUNTIF関数で空白を数える方法

COUNTIF関数では、空白の個数を数えることができます。

下図の表を参考に割烹やまなみ亭の『クーポン』を利用していない日数を合計の項目セル【I3】に求めます。

数式を直接入力:=COUNTIF(F3:F17,””)

🥉手順①:合計の項目のセル【I3】を選択し【関数の挿入】をクリックします。

🥉手順②:『関数の挿入』のダイアログボックスが表示されましたら『COUTIF』を選択し【OK】をクリックします。

※COUTIFが『関数名』にない場合は『関数の検索』でCOUNTIFを検索し【検索開始】をクリックします。

🥉手順③:『関数の引数』ダイアログボックスが表示されましたら『範囲』の欄に『クーポン』の列のセル【F3:F17】を選択します。

表の中から選択範囲を指定します。

🥉手順⑤:『関数の引数』ダイアログボックスの検索条件の欄にダブルクォーテーション【””】を入力し【OK】をクリックします。

■割烹やまなみ亭の『クーポン』を利用していない日数が合計の項目セル【I3】に【7】と表示されました。

ワイルドカードを使用したCOUNTIF関数の使い方を別の記事で詳しく紹介しています!

比較演算子を使用したCOUNTIF関数の使い方

COUNTIF関数に『比較演算子』を使用すると、より具体的な数値を求めることができます。

比較演算子をCOUNTIF関数で使用数値や日付を特定の条件で検索して求めることができます。

COUNTIF関数で使用可能な比較演算子

比較演算子の使い方7より大きい数値を数える場合は【>】をCOUNTIF関数で使用します。

使用例:【”>7″】

数式を直接入力:【=COUNTIF(A1:A5,“>7”)数式バーや直接セルに入力してもOK!

演算子意味名称使用例
=等しい等号・イコール“=7”
<>等しくない大なり小なり・山カッコ“<>7”
>~より大きい(~を含まない)大なり“>7”
<~より小さい(未満)小なり“<7”
>=~以上(~を含む)大なりイコール“>=7”
<=~以下小なりイコール“<=7”

COUTIF関数に比較演算子を使用する方法

割烹やまなみ亭のランチの価格が1,000円以上の商品の個数をセル【H7】に求めます。

使用する演算子:【>=】

使い方(入力例):【”>=1000″】

🥉手順①:最初に数値を求めるセルを選択します。
今回は例としてセル【H7】を選択します。

数式を直接入力:【=COUNTIF(D3:D17,”>=1000″)】数式バーや直接セルに入力してもOK!

🥉手順②:リボンから【数式】➡【その他の関数】を選択します。

🥉手順③:リストから【統計】を選択します。

🥉手順④:関数のリストから【COUNTIF】を選択します。

🥉手順⑤:『関数の引数』では【範囲】にセル【D3】~【D17】までを範囲選択します。

表の中から選択範囲を指定します。

🥉手順⑥:『関数の引数』の【検索条件】に【>=1000】と入力し【OK】を押します。

■セル【H7】に単価が1,000円以上のランチの数が表示されます。
今回は【6】と表示されていれば正解です。

複数条件を指定する方法【COUTIFS関数】の使い方

COUNTIFS関数は、複数の条件を指定し、両方の条件を満たした個数を求めることができます。

COUNTIFS関数の書式=COUNTIFS(条件範囲1,検索条件1,[条件範囲2,検索条件2]…)

下図を参考に割烹やまなみ亭の『日替わり定食』が、30個以上売れた日数を求めます。

🥉手順①:『日替わり定食』が30個以上売れた日数のセル【F3】を選択し『関数の挿入』ボタンをクリックします。

🥉手順②:『関数の挿入』のダイアログボックスで『COUNTIFS』関数を選択し【OK】をクリックします。

🥉手順③:COUNTIFSの『関数の引数』のダイアログボックスの『検索条件範囲1』の欄にセル【C3:C17】を選択し『検索条件1』の欄に【日替わり定食】と入力します。

※ここでは『OK』ボタンを押さないでください。

🥉手順④:COUNTIFSの『関数の引数』のダイアログボックスの『検索条件範囲2』の欄にセル【E3:E17】を選択し『検索条件1』の欄に【>=30】と入力します。 

🥉手順⑤:COUNTIFSの『関数の引数』のダイアログボックスに以下のように入力しましたら【OK】をクリックします。

■『日替わり定食30個以上売れた日数』の項目のセル【F3】に【1】日と表示されています。

ワイルドカードを使用したCOUNTIF関数の使い方を別の記事で詳しく紹介しています!

MITSUHIKO
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