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不要なファイルを削除!ストレージの空き容量を増やす方法!ディスククリーンアップの使い方!

PCトラブル解決
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パソコンを使用しているとドライブの容量は確実に減少していきます。不要なファイルを削除すると、ディスクパフォーマンスもUPします。SSDはディスク容量が減少すると寿命が短くなります。不要なファイルの削除する方法を紹介します。

この記事は次の様な人におすすめ

★ディスククリーンアップの使い方について知りたい
★通常操作で削除できない一時ファイルを削除したい
★ドライブの空き容量を10GB以上増やしたい
★HDD・SSDの空き容量が不足している

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不要なファイルを削除する方法とメリット

Windowsの使用環境によっては、数GBもの無駄なファイルがドライブを占有しています。

使わないファイルを削除することによって、こんなメリットがあります。

(不要なファイルを削除後は約13GBの空き容量が増えました)

メリット①:ストレージ(HDD・SSD)の空き容量が増えます。

メリット②:SSDの延命効果になります。

メリット③:一時ファイルを削除することで、Windowsのパフォーマンスが向上します。

メリット④ストレージの空き容量が増えることで、Windows10/11の高速化に繋がります。

不要なファイルを削除する方法

ディスククリーンアップ

Windows Updateや以前のWindowsのインストールなどの、容量が大きなファイルも削除することができます。

一時ファイルを直接削除

ディスククリーンアップで削除できない一時ファイルを削除することができます。

ハイパーネーションを削除

『休止状態』を使用しない場合は、数GB~7GBのファイルを削除できます。

システムの復元ポイントを削除

システムの復元ファイルは重要なファイルですが、『ファイル履歴』や『システムイメージ』を作成している場合は、削除することで、約5GBの空き容量を確保できます。

ディスククリーンアップで不要なファイルを削除する方法

Windows10には、一時ファイル・キャッシュ・ログファイル・Windowsの古い更新ファイルが、Cドライブ内に蓄積され、そのまま放置しておくと、ディスクの空き容量は減少していきます。

Windows10の管理ツールの『ディスククリーンアップ』を使用して、不要なファイルを削除することができます。

🥉手順①:キーボードの【Win】又は【スタートボタン】をクリックします。

🥉手順②:アプリの一覧の【Windows管理ツール】を選択します。

🥉手順③:次に【ディスククリーンアップ】を選択します。

🥉手順④:『ディスククリーンアップ:ドライブの選択』の画面で【Cドライブ】が選択されていることを確認して【OK】をクリックします。

■ディスククリーンアップが表示さました。

🥉手順⑤:ディスククリーンアップが表示されましたら下記の項目を削除します。

『ゴミ箱』にファイルがある場合は、『ゴミ箱』のファイルも削除します。

クリーンアップ項目
インターネット一時ファイルインターネットを閲覧した際に一時的に保存されるファイル
一時ファイルファイルのダウンロードなどで一時的に作成されるファイル
縮小表示サムネイル画像の表示や小さい画像

システムファイルとは?

システムファイルとは、OSの動作に必要不可欠なファイルで、Windowsのプロセスやアプリケーション、デバイスドライバーが正常に動作するためのファイルのことを言います。

システムファイルは、Windows10/11の更新ファイルや、配信の最適化ファイル・ドライバーパッケージなど、ファイルサイズも大きく数GBに及ぶこともあり、Windowsに不具合が発生していない場合は、削除しても良いでしょう。

【以前のWindowsのインストール】と【Widows updateのクリーンアップ】を削除するとOSに不具合が発生した際に『ロールバック』が不可能になります。

【以前のWindowsのインストール】とは

【以前のWindowsのインストール】ファイルとは、約1年に1回の定期的なWindowsの大型アップデートによる『古いOSのファイル』です。

Cドライブにファイル名【Windows.old】で保存されており、ファイルサイズは平均20GBから40GBと大変容量が大きなファイルになります。

【以前のWindowsのインストール】ファイルは一度、削除すると以前のOSのバージョンにロールバックする事が出来なくなりますので、慎重に判断して作業してください。

Windows Updateのクリーンアップとは?

『Windows Updateのクリーンアップ』とは、使用されなくなった古いWindows Updateの更新ファイルです。

まれに、新しいWidowsの更新ファイルを適用した際に不具合が発生する場合があります。
この場合、このファイルを削除すると『ロールバック』出来なくなりますので慎重に判断して作業してください。

システムファイルをクリーンアップする方法

次のシステムファイルをクリーンアップします。

クリーンアップ項目詳細
以前のWindowsのインストール古いバージョンのWindowsファイル
Widows updateのクリーンアップ古いWidows updateファイル

🥉手順①:【システムファイルのクリーンアップ】をクリックします。

🥉手順②:『ディスクのクリーンアップ:ドライブの選択』が表示されましたら【C】ドライブが選択されていることを確認して【OK】ボタンをクリックします。

■Cドライブのチェックが完了するまで待ちます。

🥉手順③:システムファイルのディスククリーンアップ画面が表示されましたら【以前のWindowsのインストール】と【Widows updateのクリーンアップ】などの不要なファイルを削除します。

これまで、これらのファイルを削除して、重大な不具合が発生したことがありません。

MITSUHIKO
MITSUHIKO

ディスクの空き容量不足は、SSDやM.2などの寿命にも影響します!

使用していないプログラムを削除する方法

ユーザーが、過去にインストールしたアプリケーションで、使用しないファイルがあれば、これを削除することで、HDDやSSDの空き容量を増やすことができます。

操作手順は、通常コントロールパネルの『プログラムと機能』から、使用していないプログラムのアンインストールを実行することもできます。

今回は、『ディスククリーンアップ』から 【プログラムのアンインストール】 を実行する方法を紹介します。

🥉手順①:ディスククリーンアップの画面から『その他のオプション』を選択し【クリーンアップ】をクリックします

🥉手順②:『プログラムと機能』の画面が開きますので、使用しない任意のプログラムを削除することができます。

一時ファイルを削除する方法

ディスククリーンアップでは、すべての一時ファイルを、削除することはできませんので、エクスプローラーを使用して直接『TEMP』ファイルを削除する方法を解説します。

※TEMPファイルをプログラムが使用しているときは削除することができません。

TEMPファイルは削除しても大丈夫?

TEMPファイルは、プログラムが一時的に使用するファイルで、基本的に削除しても構いません。※【TEMPファイルのコピー】を保存しておくと、不具合が発生した場合に元に戻すせます。

TEMPファイルの格納場所:C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp

【TEMPファイルの開き方】

『ファイル名を指定して実行』のテキストボックスへ【%temp%】と入力し【OK】をおします。

【TEMPファイルの削除方法】

『temp』フォルダが開きましたら、キーボードの【Ctrl】+【A】を操作し、すべての一時ファイルを選択後に【Delete】キーを押すとすべて削除されます。

ハイパーネーションを削除する方法

Windows10の電源プランに『休止状態』という項目があります。

『休止状態』とはWindowsの省電力機能で、一定時間パソコンを使用しないと、システムの電源がOFFになる機能のことです。

パソコンが『休止状態』になるとドライブ(HDD・SSD)に『ハイパーネーションファイル』物理メモリの約75%のサイズを作成し、そこへ作業中のデータを保存します。

『休止状態』を使用しない場合は、ハイパーネーションファイルを削除することにより、ドライブの容量を数GBから7GB増やすことができます。

(Cドライブの空き容量が184GB➡188GBへ空き容量が4GB増えました)

ハイパーネーションを削除するメリット
  • メリット①
    ディスクの空き容量を増やすことができます。
  • メリット②
    SSDを使用している場合は、SSDの延命効果になります。

※高速スタートアップもハイパーネーションを使用するため【高速スタートアップ】はOFFに設定します。

CドライブにSSDを使用している場合は、【高速スタートアップ】をOFFにしても、パソコンの起動時間は、ほとんど変わりません。

休止状態とスリーブの違い

休止状態とスリーブ状態の違いは、メモリへの通電が保持されるか停止されるかの違いです。

スリーブ:メモリへの電源を保持する

休止状態:メモリへの電源を停止する

ハイパーネーションを削除する方法

ハイパーネーションの削除は、コマンドプロンプトを使用します。

注意: ハイパーネーショ ンを削除すると【高速スタートアップ】は自動的に無効化されます。

それではハイパーネーションを削除する手順を見ていきましょう。

🥉手順①:タスクバーの『検索ボックス』へ【cmd】と入力し【管理者として実行】を選択します。

🥉手順②:コマンドプロンプトが起動しましたら【powercfg.exe /hibernate off】と入力し【Enter】キーを押します。

ハイパーネーションを再びONにする場合は 、コマンドプロンプトへ【powercfg.exe /hibernate on】と入力 し【Enter】キーを押します。

【休止状態】の確認方法

ハイパーネーションを削除すると『休止状態』が使用できなくなります。

『休止状態』を確認する方法は、『電源オプション』で確認することができます。

🥉手順①:『コントロールパネル』を開き『電源オプション』の【電源ボタンの動作の変更】を選択します。

『ハイパーネーション』が削除前のときは、システム設定画面の『シャットダウン設定』の一覧に【高速スタートアップを有効にする】と【休止状態】が表示されています。

『ハイパーネーション』の削除後はシステム設定画面の『シャットダウン設定』の一覧から【高速スタートアップ】と【休止状態】が非表示になります。

システムの復元ポイントを削除する方法

システムの復元は、Windowsのデフォルトの設定では有効になっており、約5GBのファイル容量が確保されています。

(システムの復元ポイントを削除後は約5GBの空き容量が増えました)

システムの復元とは、Windowsのシステムになんらかの不具合が発生した場合に、以前の状態へOSを復元できる機能です。

システムの復元ポイントを削除すると、OSの復元ができなくなるため、代替え処置として『システムイメージの作成』を実行しておくことをお勧めします。

『システムイメージ』を作成しておけは、Cドライブを復元することができます。

🥉手順①:スタートボタンを『右クリック』します。

🥉手順②:クリックアクセスメニューが表示されましたら一覧から【システム】を選択します。

🥉手順③:システムの一覧の『関連リンク』から【システムの保護】を選択します。

🥉手順④:『システムのプロパティ』が開きましたら【構成】をクリックします。

🥉手順⑤:『システムの保護対象ローカルディスク(C)』の画面で現在の使用量を確認し【削除】をクリックします。

🥉手順⑥:『システムの保護』画面で【続行】をクリックします。

システムの復元を無効にする方法

システムの復元ポイントを削除しても『システムの保護』が有効のままでは、再度『復元ポイント』が作成されますので無効にしておきます。

🥉手順①:『システム保護対象ローカルディスク(C)』の画面で【システムの保護を無効にする】を選択し【OK】をクリックします。

■『システムの復元』の詳細は別の記事『削除したファイルの復元【Windows11】ごみ箱から削除したデータを復旧する方法!』で詳しく紹介しています!

不要なファイルを削除!フリーソフトWiseCare365

無料で使用できるユーティリティソフト『Wise Care 365』を使用することにより、パソコン内の不要なファイルを簡単に削除することができます。

Wise Care 365は、無料版PRO(有料版)が提供されており、無料版でも多数の機能を使用できます。

レジストリファイルの削除と再編成や、システムファイルの削除を簡単に行えます。

■『Wise Care 365』の詳細を下記の記事で紹介しています。

MITSUHIKO
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最後まで読んで頂きありがとうございます!