IMEユーザー辞書ツールに単語登録すると予測変換候補から素早く入力できます。Wordの『記号と特殊文字』などを事前に登録することで『記号と特殊文字』を素早く呼び出しして使うことができます。IMEユーザー辞書ツールの登録方法から使い方まで詳しく解説します。
IMEユーザー辞書ツールに単語や記号を登録する方法
Windows10/11の、IMEユーザー辞書ツールの使い方(単語登録)について解説します。
Windows10/11の『IMEユーザー辞書ツール』に、任意の文字や記号を登録することで、文字入力の際に変換候補から呼び出して使用することができるので大変便利です。
特にWordの『記号と特殊文字』は種類も豊富で実用性が高いので【IMEユーザー辞書ツール】に登録しておくと、Office以外の文字入力でも大変便利です。
今回は例としてWordの記号【▶】を【IMEユーザー辞書ツール】に登録する方法を紹介します。
🥉手順①:Wordを『白紙の文章』で起動し【挿入】タブを選択します。
🥉手順②:Wordリボンの右側の【記号と特殊文字】を選択しメニューの一覧から【その他の記号】を選択します。
🥉手順③:【記号と特殊文字】の一覧から【▶】を選択して【挿入】をクリックします。
■Wordの白紙の文書に先ほどの『記号と特殊文字』【▶】が表示されます。
※Wordは開いた状態にしておきます。
🥉手順④:デスクトップ画面の右側下の【タスクバー】からIMEのマーク【あ】または【A】を右クリックして【IMEのオプション】を開きます。
🥉手順⑤:次に【単語の追加】を選択します。
🥉手順⑥:『単語登録』のダイアログボックスが開きましたら、その状態でWordの画面へ戻り 『記号と特殊文字』【▶】 をコピーします。
🥉手順⑦:『単語の登録』の画面へ次のように登録します。
★【単語】➡【▶】(コピーして貼り付けます)
★【よみ】➡【みぎやじるし】(ひらがなで登録します)
🥉手順⑧:『単語の登録』の画面に『品詞』があります。
『品詞』を設定すると「単語」の検索を絞り込むこができます。
★人名を登録➡【人名】例:「たけだしんげん」→武田信玄
★物事の名称➡【名詞】例:「あおぞら」→青空
★場所・住所➡【地名】「とうきょうと」→東京都
★短い読み ➡【短縮よみ】例:「せかい」→世界遺産
★文字の表情➡【顔文字】「えがお」→「!(^^)!」
登録した単語の呼び出し方
IMEユーザー辞書ツールに登録した単語を呼び出す場合は、単語を登録したときの『よみ』を入力することで登録した単語を呼び出して使用することができます。
🥉手順①:Wordの画面で『みぎやじるし』と入力すると【予測変換候補】に、先ほど登録した【▶】が出現します。
■登録した【▶】が入力されました。
IMEユーザー辞書ツールの登録内容を編集する方法
『IMEユーザー辞書ツール』では、登録した内容を編集することができます。
今回は、『ユーザコメント』を登録する方法と使い方について解説します。
🥉手順①:『単語の登録』画面から【ユーザー辞書ツール】を選択します。
■『IMEユーザー辞書ツール』に記号が登録されています。
🥉手順②:『IMEユーザー辞書ツール』 の【編集】タブを選択し、メニューから【変更】を選択します。
🥉手順③:『単語の変更』の画面で単語の編集を行うことができます。
今回は例として『ユーザコメント』に【上三角】を登録します。
IMEユーザー辞書ツールの『単語の一覧』のユーザコメントに先程登録した『上三角』が表示されています。
ユーザーコメントの使い方
それでは『ユーザーコメント』の使い方について見ていきましょう。
ユーザコメントに登録した文字は、記号の補足説明として利用できます。
または、記号か文字のどちらか一方を選択するこもできます。
記号とユーザコメントが表示されています。
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