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パソコン(PC)がフリーズした時の対処法と原因を徹底解説!

PCトラブル解決
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「パソコン(PC)が突然フリーズした」どうしようと悩んだことはありませんか?パソコンの画面が固まって、マウスやキーボードも動かない!ブルースクリーンも発生した!そこで本記事では、パソコンがフリーズしたときの原因や解決策を徹底解説します。

この記事は次のような人におすすめ

★Windowsパソコンがフリーズした時の解決策が知りたい
★フリーズの原因を特定したい
★フリーズしてマウスとキーボードが使えない
★ブルースクリーンが発生した時の対処法が知りたい

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フリーズとは?

パソコンを使用中に突然PC画面が固まって、マウス操作やキーボード操作も受け付けない状態のことを、フリーズと言います。

アプリケーションがフリーズしている場合や、CPUの処理能力・メモリの容量が不足などの影響で、PCの処理が遅れている場合は、パソコンの動作に延滞が発生し一時的にフリーズしているような状態になる場合があります。

マウスやキーボードの動作状況や、パソコンがフリーズした場所・ブルースクリーンの有無によっても対処法が異なります。

フリーズの原因とは?

パソコンがフリーズする主な原因は、デバイスドライバーの不具合・ハードウェアの故障・Windowsシステムファイルの破損・ウイルス感染など様々な要因が挙げられます。

フリーズしたタイミング原因
Windows起動中ハードウェア・ソフトウェア
BIOS画面ハードウェア
フリーズの主な原因詳細
ハードウェアCPU・メモリ・HDD・SSD・マザーボード・PC周辺機器・ドライバー
ソフトウェアWindows(OS)・アプリケーション
ウイルス感染マルウェア・ウイルス

フリーズの原因の切り分け方法

パソコンがフリーズした時は、最初にマウスとキーボードの動作確認と、HDDやSSDのアクセスランプが点滅しているか確認しましょう。

パソコン(PC)がフリーズした時に、最初にマウスとキーボードの動作を確認することで、フリーズの原因が、ハードウェアorソフトウェアによるものか切り分けることができます。

Windowsの復元やリカバリーを実行することで、フリーズの原因がOSまたはハードウェアに原因があるのか切り分けることができます。

フリーズした時に最初に確認する項目

パソコンがフリーズした時は、いきなりパソコン本体の電源をコンセントから抜くようなことはNGです。

マウスやキーボードが正常に動作しない場合は、ハードウェアが原因であることが多いです。

フリーズが発生した場合は『フリーズした時に最初に確認する項目』のSTEP1~STEP6を確認します。

フリーズした時に最初に確認する項目
  • STEP1
    マウスの動作を確認する
  • STEP2
    キーボードの動作を確認する
  • STEP3
    HDD・SSDのアクセスランプを確認する
  • STEP4
    PC周辺機器の接続と動作状況
  • STEP5
    デバイスドライバーの更新状況
  • STEP6
    OSのアップデート

■ブルースクリーンの対処法と原因を下記の記事で詳しく紹介しています。

■この記事を見た方にお勧めの商品

フリーズの対処法【マウス動く】

パソコンの操作に支障が出た場合は、マウスとキーボードの動作状況によって、対処法も異なりますので、それぞれの状況に応じた対処法を詳しく解説します。

パソコンがフリーズした時は、最初は何もせずに10分間そのままにして待ってみましょう。

マウスやキーボードは正常に動作しており、CPUやメモリのリソース不足や、アプリケーションの一時的なエラーが原因で、パソコンの操作を受け付けない場合は、一度パソコンの電源を切り、再度、電源を入れ直すことで、回復する場合があります。

マウスやキーボードが動作する場合は、直前に行ったWindowsへの変更(Windows Update)を含むや、ソフトウェアのインストール・デバイスドライバーの更新などの変更を一旦、元に戻してみて、フリーズの再発を確認します。

マウスやキーボードが動作する場合の対処法
  • STEP1
    そのまま何もせずに10分間待ってみる
  • STEP2
    直前に実行したPCへの変更を元に戻す
  • STEP3
    ウイルス対策ソフトウェアでPCのフルスキャンを実行する
  • STEP4
    PCの電源を落として、Windowsを再起動する
  • STEP5
    HDD・SSDの健康状態を診断する
  • STEP6
    Windowsの回復やリカバリーを実行する

①すぐに強制終了や再起動をしない

パソコンがフリーズすると、焦りから直ぐにPCを強制終了や再起動してしまう方もいらっしゃると思いますが、パソコンの処理が一時的に遅れている場合や、アプリケーションが応答していない場合もあります。

パソコンがフリーズしたり、ブルースクリーンが発生した場合は、約10分間は操作をせずに待つことをお勧めします。

②直前に実行したPCへの変更を元に戻す

パソコンがフリーズした直前に行ったPCへの変更が原因で、フリーズが発生しているケースも考えられますので、Windowsへの変更(Windows Update)や、デバイスドライバーの更新、アプリケーションのインストールなどが影響している場合があります。

PCへの変更対処法
Windows UpdateWindowsの更新プログラムを削除する
デバイスドライバーの更新ドライバーのバージョンを元に戻す
アプリケーションのインストールや更新アプリケーションの削除またはバージョンを元に戻す
パソコン周辺機器の追加や換装接続しているPC周辺機器を全て取り外す
PCパーツの追加や換装追加や換装したPCパーツを取り外し元に戻す

③ウイルスの完全スキャンを実行する

ウイルスに感染するWebサイトにアクセスしたり、悪意のあるメールを開いたり、フリーソフトなどをPCにインストールすることにより、マルウェアやウイルス感染により、パソコンがフリーズすることもあります。

念のためウイルス対策ソフト(Windows Defender・市販のウイルスソフト)を使用して、PC全体のフルスキャンを実行することをおすすめします。

(カスペルスキーインターネットセキュリティ)

カスペルスキーインターネットセキュリティで、PCの完全スキャンを実行中。

■ウイルス対策ソフトの性能や価格を比較した記事はこちら!

④PCの電源を落としてWindowsを再起動する

フリーズが発生した場合に、PCをシャットダウンしてから、パソコンの電源を入れWindows10/11を起動することで、フリーズが改善される場合があります。

マウスは動かないけど、キーボードは正常に動作する場合に、キーボード操作だけてPCをシャットダウンする方法を紹介します。

🥉手順①:キーボードの【Win】+【X】を押してクイックリンクメニューを開きます。

🥉手順②:キーボードの下向き矢印キー【▼】を数回押して『シャットダウンまたはサインアウト』を選択し、右矢印キー【▶】を押して、キーボードの上下の矢印キー【▲】【▼】を操作して【シャットダウン】を選択し【Enter】キーを押すと、パソコンがシャットダウンされます。

ショートカットキーでPCをシャットダウンする方法

マウスが使用できない時でも、ショートカットキー【Alt】+【F4】キーを操作することにより、パソコンをシャットダウンすることができます。

重要:ショートカットキー【Alt】+【F4】を操作しても、無反応の場合はマウスで任意の場所をクリックしてから再度ショートカットキー【Alt】+【F4】を実行してください。

シャットダウン

🥉手順①:キーボードの【Alt】+【F4】キーを押すと下記の画面になりますので【Enter】キーを押して、Windows11をシャットダウンすることができます。

再起動

🥉手順①:キーボードの上下の矢印キー【▲】【▼】を押して【再起動】を選択し【Enter】キーを押すと、Windows11をシャットダウンすることができます。

⑤HDD・SSDの健康状態を診断する

パソコンが起動中や起動直後にフリーズが発生する場合は、HDDに不良セクターが発生している場合があります。

また、フリーズが多発している場合は、SSDの寿命や故障も考えられます。

HDD・SSDの寿命

一般的なHDDの寿命は、約3~4年で、SSDの寿命は、約5~10年と言われています。

HDDやSSDの使用年数を確認して、HDDやSSDの健康状態を【Crystal Diskinfo】や【SSD ToolBox】などを使用してチェックしておくことをおすすめします。

ストレージ寿命
HDD3~4年
SSD5~10年

HDDの健康状態

HDDに不良セクターが発生し健康状態が悪化している場合は、それが原因でフリーズが発生する場合がありますので【Crystal Diskinfo】などのソフトを使用してHDDやSSDの健康状態をチェックしてみましょう。

HDDのチェック項目
  • HDDの健康状態:正常・注意・異常・不明
  • 代替え処理済のセクタ数
  • 代替え処理保留中のセクタ数
  • 回復不可能セクタ数

(Crystal Diskinfo)

SSDの健康状態

SSDの健康状態を診断するときは【Crystal Diskinfo】なら健康状態を確認し【SSD ToolBox】を使用する場合は残り寿命を確認します。

HDD・SSDの診断ツールチェック項目
SSD ToolBox残り寿命
Crystal Diskinfo健康状態
SSDのチェック項目
  • 残り寿命:25%以下
  • 使用率:予備ブロックの使用率
  • SLCの書き換え回数:90000~100000回
  • MLCの書き換え回数:8000~10000回
  • TLCの書き換え回数:3000~5000回
  • QLCの書き換え回数:500~1000回

Crystal Diskinfoで総書き込み量と使用率を確認することで推定寿命が分かります。

SSDの使用率を確認するときに、生の値を16進数➡10進数に変更すると判りやすいです。

(Crystal Diskinfo)

メーカーサイトでSSDの型番のTBW(総書き込み量)を調べて、現在の書き込み量を、Crystal Diskinfoで確認すると、使用しているSSDの推定寿命が確認できます。

私がCドライブで使用しているSSD(ADATA SX8200PNP)を例としてSSDの推定寿命を算出してみました。

ADATA SX8200PNPの総書き込み量寿命の目安
TBW160TB
現在の総書き込み量約52TB(52063GB)

SSDは、総書き込み回数が決められており、健康状態の診断は、残り寿命の目安が25%を下回ったときが、交換時期と考えてもよいでしょう。

(SSD ToolBox)

SSD ToolBoxのSMART情報では、SSDの健康状態を詳細に確認することができます。

⑥Windowsの回復とリカバリー

フリーズの原因の切り分けとして、OSに原因があるのか、ハードウェアに原因があるのか確認する作業が必要になります。

Windowsの設定やインストールしたアプリケーションやドライバーなどの状態を維持したまま正常に動作していた以前の状態に戻す場合は【システムの復元】や【システムイメージからの復元】がおすすめです。

Windowsの復元作業
  • システムの復元
  • システムイメージからの復元
  • Windowsの再インストール

■システムの復元についての詳細は、下記の記事で詳しく紹介しています。

■システムイメージからの復元についての詳細は、下記の記事で詳しく紹介しています。

■Windows11を上書きインストールする方法を下記の記事で詳しく紹介しています。

■この記事を見た方にお勧めの商品

■ブルースクリーンの対処法と原因を下記の記事で詳しく紹介しています。

フリーズの対処法【マウス動かない】

Windows10/11のパソコンがフリーズして時に、マウスやキーボードが動作しない場合の対処法を詳しく解説します。

マウスやキーボードが動作しない場合の対処法
  • STEP1
    そのまま何もせずに10分間待ってみる
  • STEP2
    PC周辺機器を、パソコン本体から全て取り外す
  • STEP3
    PCの電源を落として、Windowsを再起動する
  • STEP4
    CMOSクリアを実行する
  • STEP5
    ブルースクリーンが発生した場合は、メモリを再接続する
  • STEP6
    システムファイルを修復する
  • STEP7
    Windowsを修復または再インストールする
  • STEP8
    PCパーツを新しい物に交換する

①すぐに強制終了や再起動をしない

パソコンがフリーズしたり、ブルースクリーンが発生した場合は、約10分間は操作をせずに待つことをお勧めします。

マウスやキーボードの動作を受け付けない場合は、パソコンが自動的に復旧する確立は低いですが、焦らずに操作をせずに待つことで復旧できる場合もあります。

②PC周辺機器を全て取り外す

PC周辺機器を取り付けた直後に、フリーズが発生した場合は、取り付けたPC周辺機器(USB外付けHDD・SSD・Webカメラ・プリンター)や、PCパーツ(グラフィックカード・サウンドカード・拡張カード)を全て、パソコン本体から取り外します。

③PCの電源をOFFにして再起動する

🥉手順①:PCがフリーズしてから、約10分間放置しても、マウスやキーボードの動作を受け付けない場合は、パソコン本体の電源ボタンを、4秒間長押しして強制終了して電源を入れ直します。

④BIOSが起動しない場合はCMOSクリアを実行する

PCの電源ボタンを長押しして、強制終了後に再度パソコンの電源を入れ直すと、ビープ音が鳴らずにPCが起動しない場合は、CMOSクリアを実行します。

また、BIOS画面でフリーズが発生した場合は、新しいCMOS電池に交換することで、BIOSが正常に起動する場合があります。

CMOSクリアの手順

🥉手順①:マザーボードのCMOS電池を、取り外し約5分~10分経過してからCMOS電池を再度装着するか、新しいCMOS電池に交換する

新しいCMOS電池に交換しても、BIOSを起動不良やフリーズが発生する場合は、マザーボードの故障している可能性が高いです。

CMOS電池の寿命

CMOS電池の寿命は、約3~5年です。

マザーボードのCMOS電池の年数が3年以上経過している場合は、新しいCMOS電地と交換することで、フリーズが改善される場合があります。

CMOS電池は、コンビニエンスストアや家電量販店で購入することができます。

⑤ブルースクリーンが発生した場合

メモリの接触不良を確認する

メモリが接触不良を起こすとメモリが認識できなくなり、フリーズが発生する場合があります。

マザーボードに装着したメモリを一度差し直してみて、再度ブルースクリーンが発生するか確認してみてください。

停止コードを確認する

ブルースクリーンが発生した場合は、停止コードによって対処が異なります。

■ブルースクリーンの対処法と原因を下記の記事で詳しく紹介しています。

⑥システムファイルを修復する方法

OSに原因がありフリーズが発生している場合

Windowsのシステムファイルの破損が原因で、フリーズが発生している場合は、コマンドプロントのシステムファイルチェッカーを使用して、フリーズの原因となっているWindows10/11のシステムファイルを修復することができます。

システムファイルチェッカー

コマンド詳細
sfc/scannowWindowsのシステムイファイルをスキャンし破損したファイルを検出して修復します。

DISM・展開イメージサービスと管理ツール

コマンド詳細
DISM.exe/online/cleanup-image/scanhealthWindowsのシステムイファイルをチェックし結果を表示します。
DISM.exe/online/cleanup-image/checkhealthシステムファイルをチェックし、システムイメージの修復の可否を判断し結果を表示します。
DISM.exe/online/cleanupimage/restorehealhシステムファイルをチェックし、Windows Update経由で破損しているファイルを修復
します。

■システムファイルチェッカーツールの使い方は、別の記事で詳しく紹介しています。

⑦Windowsの回復とリカバリー

Windowsの復元作業を実行することで、フリーズの原因が、OSにあるのかハードウェアに原因があるのか切り分けることができます。

Windowsの復元を実行しても、フリーズが改善されない場合は、ハードウェアに原因があります。

Windowsを回復する方法
  • システムの復元
  • システムイメージからの修復
  • Windowsのリカバリー

システムの復元

OSに原因がありフリーズが発生している場合

システムの復元を利用して、Windowsが正常に動作していた以前の状態に戻すことにより、フリーズの発生を修復することができます。

■システムの復元の詳しい手順は、下記の記事で詳しく紹介しています。

システムイメージからWindowsを復元する方法

OSに原因がありフリーズが発生している場合

システムイメージを作成している場合は、作成したシステムイメージから、Windowsを復元することができます。

■システムイメージの作成と復元方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。

Windowsをリカバリーする方法

OSに原因がありフリーズが発生している場合

コマンドプロントでシステムファイルを修復しても、フリーズが改善されない場合は、最後の手段として、Windowsを再インストールしてリカバリーすることで、フリーズの発生を抑えることができます。

■Windows11を上書きインストールする方法を下記の記事で詳しく紹介しています。

■Windows11をクリーンインストールする方法は別の記事で詳しく紹介しています。

⑧PCパーツを新しい製品に換装する

パソコンの寿命は平均的に、5~7年と言われています。

パソコンの寿命は使用しているパーツ構成・使用環境・使用時間・メンテナンス状況・設置環境によっても大きく変動します。

Windowsの復元を実行してもフリーズが改善されない場合は、ハードウェアに原因がある可能性が高いので、フリーズが発生しているタイミングによって、原因のPCパーツを絞り込んで換装することで、フリーズの発生を抑えることができます。

フリーズ発生のタイミング原因となるハードウェア
Windowsの起動途中でフリーズが頻繫に発生HDD・SSD
ブルースクリーンが発生した場合メモリ・マザーボード
ゲーム中の負荷が重いときにフリーズが発生グラフィックカード
BIOS画面でフリーズマザーボード

自作PCやメーカー製のデスクトップPCの場合は、幅広いPCパーツを換装することができますが、ノートパソコンの場合は、メモリやHDD・SSDなど換装できるPCパーツが限られます。

デスクトップPCで交換ができるPCパーツ
  • CPU
  • メモリ
  • マザーボード
  • HDD・SSD
  • グラフィックカード(GPU)
  • PCI-Express対応の拡張カード
  • 電源
  • SATAケーブル

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フリーズしたアプリを強制終了する方法

アプリケーションが「応答なし」の状態になると、パソコンの動作が停止したように見える場合があります。

そのような場合は、パソコンの動作を妨げているアプリケーションを強制終了することにより、パソコンを正常な状態に戻すことができます。

🥉手順①:ショートカットキー【Ctrl】+【Shift】+【Esc】キーを押して、タスクマネージャーを起動します。

🥉手順②:タスクマネージャーが起動しましたら、左側ペインから『プロセス』を選択し、アプリの一覧から起動しているアプリケーションを選択し【タスクを終了する】をクリックします。

また、タスクマネージャーのプロセスから該当するアプリを右クリックして、コンテキストメニューの一覧から【タスクを終了】してアプリケーションを強制終了することができます。

キーボード操作でアプリを強制終了する方法

マウスが動かない場合に、キーボードの操作でアプリケーションを強制終了することができますので、手順を詳しく解説します。

🥉手順①:ショートカットキー【Ctrl】+【Shift】+【Esc】キーを押して、タスクマネージャーを起動します。

🥉手順②:キーボードの【Tab】キーを複数回押して、タスクを終了するアプリケーションを選択し【Alt】+【E】を押して、アプリケーションを強制終了します。

タスクマネージャーの操作キーボードの操作
次の項目へ進む【Tab】
1つ前の項目へ戻す【Shift】+【Tab】
タスクを終了する【Alt】+【E】

🥉手順③:アプリケーションが強制終了されたことを確認して、パソコン(Windows10/11)を再起動します。

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■システムファイルチェッカーでWindowsを修復する方法を別の記事で詳しく紹介しています。

ブルースクリーンが発生したときに最初に確認する項目

メモリ診断を実行する

ブルースクリーンは、メモリのトラブルで発生することも多いので、原因を特定するためWindows標準の【メモリ診断ツール】を実行してメモリの動作を確認します。

Windowsメモリ診断ツールの使い方

🥉手順①:タスクバーの検索ボックスに【メモリ】と入力します。

🥉手順②:検索結果が表示されましたら【Windowsメモリ診断】をクリックします。

🥉手順③:Windowsメモリ診断のポップアップ画面が表示されましたら【今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)】をクリックすると、メモリ診断が実行されます。

Windowsメモリ診断ツール画面が表示されますので、メモリ診断が完了するまで待ちます。

Windowsメモリの診断が終了しましたら、自動的に再起動され暫くすると、メモリの診断結果のポップアップ画面が表示されます。

メモリの診断結果をイベントビューアで確認する方法

🥉手順①:キーボードの【Win】+【x】を操作し、クイックアクセスメニューが開きましたら、一覧から【ファイル名を指定して実行】を選択します。

🥉手順②:『ファイル名を指定して実行』が表示されましたら、名前ボックスに【eventvwr.exe】と入力して【OK】をクリックします。

🥉手順③:イベントビューアが表示されましたら、左側ペインの『Windowsログ』を選択し【システム】をクリックします。

🥉手順④:イベントの一覧から【Memory Diagnostics-Results】をクリックすると、イベントの全般タブにメモリの診断結果が表示されます。

メモリの接触不良を確認する

メモリが接触不良を起こすとメモリが認識できなくなり、フリーズが発生する場合があります。

🥉手順①:マザーボードに装着したメモリを一度差し直してみて、再度ブルースクリーンが発生するか確認してみてください。

停止コードを確認する

ブルースクリーンが発生した場合は、停止コードによって対処が異なります。

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ブルースクリーンとフリーズが発生したPC修理事例

実際に使用していた自作PCで発生した突然のブルースクリーンとフリーズ!

その原因を突き止めPCを修理した事例を紹介します。

停止コード【IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL】のブルースクリーンが発生し、パソコンがフリーズした。

最初は、メモリを疑ったが違っていた事例を紹介します。

(停止コード:IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL)

パソコン不調の経緯と対策

ブルースクリーンが発生した後、パソコンのマウスとキーボード操作を受け付けない状態となり、そのまま10分間放置しても変化がなかったので、PCの電源を長押しして強制終了しました。

その後、パソコンの電源を入れても、UEFI(BIOS)が起動しないため、CMOSクリアを実行して、Windowsが起動できる状態にしました。

パソコンを起動して、Windowsメモリ診断を実行しましたが、異常は見つかりませんでした。

その後、フリーズを繰り返すようになり、さらにUEFI(BIOS)画面でのフリーズが発生したため、マザーボードが原因と判断し、マザーボードを交換して修理を完了しました。

(ASUS:PRIME H370M-PLUS CSM)

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MITSUHIKO
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