ロジクール製WebカメラC920nの画質の検証とレビューを詳しく紹介しています。ノートパソコン内蔵のWebカメラの画質とC920nの画質を比較してみました。また、使用するカメラソフトによっても画質が異なることから、ロジクール純正ソフトLogicool Captureの紹介もしています。
Webカメラ【C920n】レビュー
Webカメラを選ぶときは、何を基準にして選びますか?
✨画 質:ピントがあって解像感が高い
✨解像度:拡大しても鮮明な画像
✨フォーカス:ピントが合うスピードが速い
✨視野角:適度な範囲を撮影
✨レンズ:ガラスレンズ or プラスチックレンズ
✨マイク:ステレオ音声 or モノラル音声
✨サイズ:適度なサイズ
✨価 格:コストパフォーマンスの良し悪し
『ノートパソコンのWebカメラ』と『ロジクールC920n』の撮影した画質を比較しました。
それから『Logicool Capture』 のレビューもあわせて詳しく解説していきます。
【高画質Webカメラ】を選ぶ基準とは?
Webカメラは値段が手頃なため【安いWebカメラ】に興味がある方も少なくないのではないでしょうか?
私は、【一眼レフ】や【ネオ一眼レフ】などのカメラで『野鳥の撮影』をしていました。
撮影した写真の画質を日々チェックしていましたが、価格が安いカメラでは、ピントが合った解像感の高い写真が撮影できる確率が低かったのです。
Webカメラでも価格が安くて画質が良いカメラは、有り得ないので、信頼できるメーカーから、最終的に「ロジクールC920n」にたどり着きました。
✨カメラの画質を左右する部品:【イメージセンサー】【レンズ】【画像処理エンジン】です。
一般的なデジカメや一眼レフを選ぶ場合は、カメラ部品のスペックを確認してカメラを選びますが、Webカメラの場合は、カメラ部品の詳細スペックが公開されていないため、高価格のWebカメラを選ぶ方が無難な選択と言えるでしょう。
(イメージセンサー)
✨イメージセンサー(撮像素子光):電気信号に変換する部品です。
(センサーサイズは大きい方が性能が良い)
✨レンズ:被写体からの光を撮像素子に集光し結像する役割があります。
解像力・画角・被写界深度などを決める重要な役割も果たしています。
✨画像処理エンジン:イメージセンサー(撮像素子)の電気信号を画像に変換処理するコンピュターのこと。
最近、Amazonで、2,000円~3,000円のWebカメラを、2台ほど購入しましたが、1台は、暗すぎて使い物にならず、もう1台は、1週間位で映らなくなりました。
そして3台目で、ロジクールC920nにたどり着きました。
【エレコムWEBCAM-102BK】2,235円(税込)
【TAWARON:TAWARON-HDC1】2,380円(税込)
解像度が高い高画質な映像を写しだすには、使用している部品のコストも高くなるので本体の販売価格は、高額になります。
高画質に固執するならば、C920nはベストな選択と言えるでしょう。
ロジクール人気4機種のWebカメラの仕様比較一覧表
ロジクール製Webカメラの他4機種のスペックと価格を表にまとめてみました。
ロジクール製のWebカメラがすべて画質が良いとは限りません。
2021年8月18日のAmazonの販売価格です。
C920n | C922n(三脚付属) | C270n | C505 | |
---|---|---|---|---|
解像度 | 1080p/30fps 720p/30fps | 1080p/30fps 720p/60fps | 720p/30fps | 720p/30fps |
画質 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
フォーカス/露出 | 自動 | 自動 | 固定 | 固定 |
視野角 | 78° | 78° | 60° | 60° |
レンズ | ガラス | ガラス | プラスチック | プラスチック |
マイク | ステレオ | ステレオ | モノラル | ロングレンジ モノラル |
製品サイズ(cm) | 7.1×9.4×4.33 | 7.1×9.5×4.4 | 6.9x7x3.2 | 7.29×3.19×6.64 |
価格(税込) | 7,121円 | 8,782円 | 2,770円 | 3,031円 |
Webカメラのデザイン
この写真は、前面から撮影したもので、カメラレンズの前面に透明のレンズカバーがあります。
本体の両サイドにはマイクがあります。
デザインも、高級感があり個人的には、満足しています。
この写真は、底面から撮影したもので、三脚のネジ穴があります。
このネジ穴は頑丈に作られていました。
C920nの付属品
ロジクールのC920nには、本体のほかに付属品は、『保証書』が入っているだけでした。
★保障期間:購入日から2年間
PCモニターに接続する方法
ロジクールのWebカメラ『C920n』の接続方法は、USB2.0での接続となっています。
Webカメラの本体をパソコン本体のUSB2.0ポートへ接続するとドライバーは自動的にインストールされすぐにカメラを使用することができます。
※Webカメラのドライバーはデバイスマネージャーで確認することができます。
下図は、PCモニターにWebカメラ『C920n』を装着し電源をONにした状態です。
電源をONにすると『レンズカバー』の両サイドの青色LEDが点灯します。
★注意:PCモニターのベゼルの幅が薄いと液晶画面を塞いでしまいそう。
この写真は、PCモニターとWebカメラを装着した状態で側面から撮影したものです。
Webカメラの一般的な仕様でWebカメラ本体は折りたたみ式となっています。
ケーブルの長さは、1.5mあるのでデスクトップPCの本体を床に設置しても余裕で接続できます。
三脚を使用
手持ちの【ミニ三脚】にC920nを装着してみました。
PCモニターへの装着で、逆光になる場合に三脚と組み合わせて、Webカメラを【斜光~順光】の位置に設置することにより、逆光が改善され明るく撮影することができます。
また、PCモニターのベゼルが薄い場合には、三脚の使用をお勧めします。
ロジクールC920の総合評価
C920nを使用した感想を総合評価として点数をつけてみました。
Webカメラの画質については、使用する環境(順光・逆光)によっても異なります。
私の環境も逆光ですが『Logicool Capture』 で、明るさの調整をしています。
満足度 | ★★★★☆~★★★★★ |
---|---|
デザイン | ★★★★★ 5 |
画質 | ★★★★★ 5 |
操作性 | ★★★★☆ 4 |
機能性 | ★★★★★ 5 |
設置性 | ★★★★☆ 4 |
C920カスタマーレビュー
AmazonでのC920nのカスタマーレビューは★4~★5が全体の85%以上になっています。
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ロジクール【C920n】の特徴
ロジクールのC920nは、2019年4月25日に発売されたミドルクラスのWebカメラとなります。
発売されてから、2年が経過していますが、今でも人気が高いWebカメラとして注目を集めています。
それでは、C920nの特徴を見ていきましょう。
フルHD 1080Pのテレビ電話と録画
SkypeやZoomなどのWeb会議での録画に対応し画像も非常にクリアで鮮やかな色あいを実現しています。
【視野角は78°】フレームレートは【フルHD 1080P 30fps】で、滑らかな映像を実現しています。
フルHDガラスレンズ
C920nのレンズは、【HD.5エレメント】のガラスレンズを採用していましので、解像感が高い映像を写しだすことができます。
オートフォーカス
オートフォーカスの追従性は問題ありません。
フォーカスは【プレミアムオートフォーカス】に対応しており、被写体にピントが合う速度も速く高解像度の映像に相応しい画質となっています。
自動光補正
Webカメラを起動すると【自動HD光補正】が作動し瞬時に被写体の明るさを感知して自動で適切な明るさに調整してくれます。
下図は、C920nをWindowsカメラアプリで起動し【自動HD光補正】のイメージを再現したもです。
(左側の写真が【自動HD光補正】なし/右側の写真が【自動HD光補正】あり)
✨自動光補正:自然光に合わせて、暗い場所でも被写体の明るさを自然な明るさに自動調整する機能のこと。
デュアルマイクステレオ音声
C920nは、カメラ本体の両サイドに、マイクが装備され【ステレオサウンド】に対応しています。
2本のマイクが装備され、カメラのいずれかの側面にある1本は幅広い角度からリアルなサウンドをキャプチャします。
このため、自分の声がビデオ会議で自然かつクリアに伝わります。
参考サイト:ロジクール公式サイト
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Logicool Capture
ロジクールC920nで使用できる、メーカー純正の 『Logicool Capture』というソフトがあります。
ロジクールの公式サイトから入手できます。
このソフトは多機能で使い勝手がよく【録画機能】【カメラのカスタマイズ】【ピクチャーインピクチャー】【画像設定】などを行うことができます。
Logicool Captureとは?
『Logicool Capture』 を使用することで、画像設定や録画などができます。
Webカメラの暗い画像を明るく調整することもできます。
✨録画機能
Webカメラの撮影映像を録画することができます。
✨カメラのカスタマイズ
オートフォーカス・ホワイトバランス・ズームイン/アウト・視野・アスペクト比・フレームレート設定
✨ピクチャーインピクチャー
Webカメラの映像とスクリーンキャプチャの映像をピクチャーインピクチャーで合成することができます。
✨画像設定
明るさ・色合いなどを調整できます。
Webカメラの【画質を比較】
ノートパソコンに標準で装備されているWebカメラはオマケみたいなもので画質は期待できません。
今回の比較対象機種は、レノボの『ideapad330-15ASP』とロジクール『C920n』のWebカメラの画質の比較をしました。
(レノボ ideapad330-15ASP)
Webカメラの画素数
レノボ『ideapad330-15ASP』とロジクール『C920n』のWebカメラ の有効画素数は約10倍の差があります。
✨ロジクール『C920』有効画素数:300万画素
✨レノボ 『ideapad330-15ASP』有効画素数:30万画素
ノートパソコン【ideapad330-15AST】内臓カメラの画質検証
レノボ『ideapad330-15ASP』の前面のWebカメラの仕様は、30万画素です。
LED照明などで被写体を照らせば、多少は使えるのですが、蛍光灯の部屋では、画質がさらに悪化します。
それでは画質を見ていきましょう。
(レノボ・ノートパソコン Webカメラ)
昼間の明るい条件で撮影(ideapad330-15ASP)
私の部屋の蛍光灯の照明が逆光になりやすいので、部屋のカーテンを開けて部屋を明るくして撮影しています。
下図の写真が、 レノボのノートパソコン『ideapad330-15ASP』 のWebカメラの画質です。
何度も撮影して、最も良い写真が、下図の写真です。
✨撮影機材:ノートパソコン『ideapad330-15ASP』のWebカメラ
✨撮影条件:昼間の室内・蛍光灯の使用
✨撮影距離:50cm
🥈評 価:カレンダーの文字は、ぼやけて全体的に暗い・解像感が低い・ノイズ感が強く文字が滲でいます。
夜間の暗い条件で撮影(ideapad330-15ASP)
夜間は太陽の光がないので部屋全体は暗く蛍光灯の照明は逆光になります。
✨撮影機材:ノートパソコン『ideapad330-15ASP』のWebカメラ
✨撮影条件:夜間の室内・蛍光灯・逆光で撮影
✨撮影距離:50cm
🥈評 価:暗い条件ではピントが合いに印象で、暗く映ってしまい下部の小さい文字は滲んでいます。
ロジクールC920nの画質検証
ロジクール『C920n』の有効画素数は、300万画素でガラスレンズを使用しているので解像感はある程度は期待できるのではないでしょうか。
解像度は、1080P30fpsと720P30fpsとなります。
音声は、ステレオ収録に対応しています。
(ロジクール C920n)
昼間の明るい条件で撮影
私の部屋の蛍光灯の照明が逆光になりやすいので、部屋のカーテンを開けて部屋を明るくして撮影しています。
WebカメラC920nは【自動HD光補正】を備えているので、多少は明るく写っています。
オートフォーカスの性能もそこそこで、ピントの迷いもありませんでした。
✨撮影機材:ロジクールC920n
✨撮影条件:昼間の室内・蛍光灯の使用
✨撮影距離:50cm
🥈評 価:カレンダーの文字もある程度は【解像感】があり色合いも良いです。
【自動HD光補正】により適正な明るさに自動調整されています。
夜間の暗い条件で撮影(C920n)
夜間は太陽の光がないので部屋全体は暗く蛍光灯の照明は逆光になります。
✨撮影機材:ロジクールC920n
✨撮影条件:夜間の室内・蛍光灯・逆光で撮影
✨撮影距離:50cm
🥈評 価:ピントもやや合っていますし、被写体の下の小さい文字もある程度は解像しています。
【自動HD光補正】により、ノートパソコンのWebカメラよりは、明るく写っていますが、流石に逆光での撮影は厳しいですね!
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【Webカメラの画質比較】まとめ
Webカメラは、映像機器ですので、製品のクオリティーの決め手は画質です。
カメラの画質を比較する場合には、【文字を撮影】すると解像感の違いやピントの合い具合などが分かりやすいです。
ロジクールのC920nの【オートフォーカス性能】と【自動HD光補正】の効果が、どのように画質に影響するのか、最も注目されるところではないでしょうか?
撮影評価 | ノートPC【ideapad330-15ASP】 | ロジクール【C920n】 |
---|---|---|
解像感 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
明るさ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
ピント | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
色合い | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
鮮やかさ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
Webカメラの画質比較【昼間の明るい条件で撮影】
私の部屋の蛍光灯の照明が逆光になりやすいので、部屋のカーテンを開けて部屋を明るくして撮影しています。
✨撮影条件:昼間の室内・蛍光灯の使用
✨撮影距離:50cm
🥈評価:昼間の撮影でも写真の鮮明差と解像感に違いが見られます。
①左側の写真が【レノボ ideapad330-15ASP】
②右側の写真が【ロジクール C920n】
Webカメラの画質比較【夜間の暗い条件で撮影】
夜間は太陽の光がないので部屋全体は暗く蛍光灯の照明は逆光になります。
✨撮影条件:暗い部屋の蛍光灯で逆光で撮影
✨撮影距離:50cm
🥈評 価:暗い条件での撮影になると、カメラの優劣の差がハッキリと確認できます。
カメラのセンサーサイズの違いやレンズの質・画像処理エンジンの違いが画質を左右しますね!
① 左側の写真が【レノボ ideapad330-15ASP】
②右側の写真が【ロジクール C920n】
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Webカメラのアプリを比較
Webカメラの画質は、使用するカメラアプリによっても画質の差がでてきます。
今回は、3種類のカメラアアプリの画質を比べてみました。
今回、使用した、カメラアプリは下図の左から「Windowsカメラアプリ」「skype」「Logicool Capture」です。
カメラソフトの画質評価
カメラソフトによる画質の比較結果は、『Logicool Capture』が良い結果となりました。
👑 No.1【Logicool Capture】
🔱 No.2【Skype】
🥈 No.3【Windowsカメラ】
【ロジクールC920n】vs【エレコムWebCAM-102BK】
過去に『Windowsカメラアプリ』を使用して、3台のWebカメラを使用してみた感想は、画質の検証は、下記のようなランキングになりました。
今回、使用したWebカメラは、【ロジクールC920m】【エレコムWEBCAM-102BK】【TAWARON:TAWARON-HDC1】の3機種です。
『Windowsカメラアプリ』でも【ロジクールC920n】の画質は綺麗に写っていました。
(Windowsカメラアプリ)
Windowsカメラアプリ使用時のWebカメラの画質評価
Windows標準のカメラアプリを使用したときのWebカメラの画質の違いを検証し比較してみました。
👑 No.1【ロジクールC920m】7,121円(税込)
🔱 No.2【エレコムWEBCAM-102BK】2,235円(税込)
🥈 No.3【TAWARON:TAWARON-HDC1】2,380(税込)
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最後まで読んで頂きありがとうございます!